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虫歯とフッ素塗布
歯にフッ素(フッ化物)を塗ると、歯のエナメル質とフッ素イオンが化学的に結合して、歯が酸に対して強くなるので虫歯になりにくくなります。しかし、ワクチンではないので絶対にならないとは言い切れません。また、フッ素を塗るときに泣いたり、動いたり、口を開けないためにきちんと塗れない場合もあります。ですから、フッ素を塗ったからと安心しないで、食べ物や歯磨きにも注意してください。
フッ素に対する害ですが、虫歯予防に使われる範囲では全く害はありません。フッ素は自然界に広く分布していて、海産物など人間が口にする食品の多くに含まれていますので、決して毒物ではありません。また、過去何十年もの間に膨大な調査と研究が行われ、人体に悪影響はないという結論が出ています。
フッ素を塗る年齢ですが、乳歯でも永久歯でも生え始めたら早めに塗ると、虫歯予防にはより効果的です。歯が生え始めた直後は、まだ歯の表面が固まっておらず、フッ素との反応に都合のよい状態になっているからです。ですから、乳歯が生え始めたらすぐに塗ってください。また、フッ素は年2、3回定期的に塗る必要があります。フッ化物に関する詳細はこちらもご参照ください。
なお、池田市保健福祉総合センターや豊能町立保健センターでも、幼児を対象にフッ素塗布を行っています。
歯の豆知識 -歯全般-
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